フレデリック・ワイズマン

アテネフランセで行われていたフレデリックワイズマン映画祭が今日で終わりました
アメリカのドキュメンタリー作家で
作品のタイトルを羅列してみると
チチカットフォーリーズ 高校 法と秩序 病院 少年裁判所 霊長類 福祉 肉 シナイ半島監視団 軍事演習 モデル ストア 競馬場 視覚障害 聴覚障害 適応と仕事 多重障害 臨死 動物園 バレー コメディーフランセーズ演じられた愛 パブリックハウジング メイン州ベルファスト DVードメスティックウ゛ァイオレンス DV2

とまあこんな感じです。なんとストレートなタイトル達、ポエジーなんて皆無です。ダイレクトシネマとなどと呼ばれるものの中に位置付けられることがありますが、タイトルは本当にダイレクトですね。

今日はそのうちDVドメスティックウ゛ァイオレンスを見て来ました。内容はもちろんドメスティックウ゛ァイオレンス 家庭内暴力が題材です。
冒頭血まみれの女性が登場するのですが、直接的な暴力、もしくはその痕跡の描写はそれ以外にはほとんどありません。上映時間195分の大半を占めるのがDVの被害者とその保護施設(英語ではshelter)の職員との対話です。
ロベールブレッソンジャンヌダルク裁判を思い出しました。