2005-01-01から1年間の記事一覧

clash

深夜、車で帰る途中、対向車線で電柱に正面衝突して大破している車と遭遇。寒い中ごくろうさまです mas que nadaのblack eyed peasのremixがなかなかいい感じだ。http://www.kcrw.com/cgi-bin/db/kcrw.pl?show_type=Music&tmplt_type=music_cat

sanctuary

とある廃虚でとうもろこしの芯を発見。あまりの偶然に驚き、早速写真を撮ろうとしたが、f16で8分という露光時間に撮影を諦めた。今日はさらにそこで永世中立国のスイス(ゴダールにいわせると、単に孤独というだけでなく、プラスでもマイナスでもないから電…

チャオ アミーゴ

長い間東京にいたKが関西に引っ越す。僕がKと知り合いだったのは、その東京での生活の最後の1年ちょっとに過ぎないんだけど、やっぱりどこかうら寂しい。

12月24日はクリスマスイヴという日らしいが、夜電車の中でフォークナーのsanctuaryサンクチュアリを丁度読み終えた。性的不能の男と、判事のお嬢ちゃま、南部の狂ったリンチモブ達。描写の力。フォークナーのしつこいくらいの細かい情景描写は、逆にそこから…

眼鏡屋

視線とは人間の澱である。ヴァルター・ベンヤミン

散る日本

角川文庫の坂口安吾作品集、昭和53年版、カバーがお洒落。170円。

お勉強

Kから正体不明のCDをもらい、聞いてみた所、男女がフランス語でなにか喋っている。何を喋っているのかは僕の乏しいフランス語能力では到底わからない。Kに一体全体これはなんなのかと訊ねた所、レトリスムのMaurice Lemaitreって人だってこと。レトリスム?…

キチキチ

府中基地の跡地に4度目の潜入。やっぱり寒い。まだまだ広い。

サーカス←→日常?

ヨコハマトリエンナーレに行った。アートサーカス、日常からの跳躍というテーマ。そもそもテーマのたて方が間違っている。現在の都市に生きる人間にとって、日常とは高い跳躍の踏み台になるような、確固とした土台ではなく、日常自体が既にふにゃふにゃの柔…

キチ

府中基地の跡地へ3度目の潜入。寒くてたまらない。白い猫と黒い猫が1匹づつ住みついているようだ。

彼岸過迄

、、、この不幸を転じて幸とするには、内へ内へと向く彼の命の方向を逆にして、外へとぐろを捲きださせるよりほかに仕方がない。外にある物を頭に運び込むために眼を使う代わりに、頭で外にある物を眺める心持ちで眼を使うようにしなければならない。天下に…

テロ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051208-00000050-kyodo-int アメリカのマイアミ空港で、自分は爆弾を持っていると話した乗客を射殺。実際その乗客は爆弾など持っていなかったというニュース。まるでゴダールnotre musiqueのオルガではないか、うーん。

M'AS-TU VUE

荻窪のブックオフでソフィ・カルのm'as-tu vueを900円で購入。さすが、BO。あそこに10分以上いると、気持ちの悪いJ-POP店内BGMと大量のくだらない本と、漫画を立ち読む大勢の人々で吐き気をもよおす。

L'atalante

アタラント号の音楽が耳を離れない。

a propos de nice

ジャン・ヴィゴのDVD-BOXが発売され早速購入。ニースについて。極めて写真、スナップショット的ということもできるこの無声映画。ちょうどタイミング良くリンクにもあるROUGEに、この映画についての論文があるようだ。少しつづ訳してみよう。 花火の映像から…

cross country

高尾山に登って、沢沿いに下っていたところ、あまりの気持ち良さに足が動きだし走っておりた。山の中を走るのってこんなに気持ち良いとは思わなかった。癖になりそう。

wonder

夜中のニュース番組にstevie wonderが出演。5分程度の歌。贅沢すぎる。

両側に気をつけろ

takeshis'を見た。北野武が、フェリーニや、ゴダールほどは難しくない映画だと語ったそうだ。フェリーニの「81/2」や、「ゴダールの右側に気をつけろ」を思い起こす映画であるが、確かに難しいこともなく、丁寧に説明のある映画だった。フェリーニの「81/2…

du

duという雑誌のliving home coming homeと題されたロバート・フランクの特集を見ていたら、ロバートフランクの写真とともに、エリオ・ヴィットリーニの「シチリアでの会話」の一部抜粋があった。シルヴェストロが、故郷の母親を訪ね、食事をする場面。

黒沢

黒澤明賞を侯孝賢が受賞だそうだ。侯孝賢のほうが、黒澤なんかより偉大だろう。賞というのはあげるほうの自己満足だというのはやっぱり間違いないな。 しかも去年の黒澤賞が、スピルバーグと、山田洋次っていうんじゃないか。勘弁してくれ、と侯孝賢もおもう…

ペソア

私は自分が冷淡な心の持ち主だと認める(そのことに悲しみを感じるかどうかはわからない)。私にとっては心からのほんものの涙よりも、ひとつの形容詞のほうが価値をもつのだ。

セザンヌ

芸術家は、数多くの感覚を受ける器です。ひとつの頭脳、ひとつの受信機です、、、まあ、いわば、性能のよい機械、壊れやすくて複雑で、他のものに比べたら特に、、、ところが、芸術が介入したりすると、翻訳しなければならないものの中で、些細な自分という…

couple

フィルムセンターで「夫婦」をみた。夫婦っていいな。上原謙が火鉢によりかかって新聞読む姿がきまってた。

ヤンヤン

BSでヤンヤン夏の想い出をさわりだけ拝見。室内撮影がすばらしい。しかし原題a one&a twoがヤンヤン夏の想い出だなんて、つくづく日本の映画配給会社の邦題のつけかたには疑問を通り越して呆れるしかない。notre musiqueがアワーミュージックだもんな、恥ず…

ワインレッド

ヨドバシカメラのデジタルカメラ売り場にいって、コンパクトデジカメみていたら、4万円くらいのデジカメが、どこのメーカーも色のラインナップとかが同じ、大きさもおなじくらいで、皆さんどうやってそこからひとつを選ぶのだろうかと不思議に思う。

やっぱりmiss New Orleans

mississippi

william egglestonのfaulkner's mississippiをぱらぱら。濁流のミシシッピー川の写真、フォークナーのold manの冒頭が引用。洪水で逃げ出す囚人のお話。

just another hate crime

ニューオリンズで白人警官3人ともう一人警官ではなさそうな白人が酔った黒人を殴打する映像がニュースで流れた。ハリケーンの後、ビリー・ホリデイの歌うdo you know what it means to miss New Orleansを聞きながらニューオリンズに行った日のことなど思い…