2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

沈黙

昼はモネという名の子猫ちゃんと戯れ、夜になりジョルジュ・バタイユのマネ論「沈黙の絵画」を拾い読み。たびたび比較されるゴヤの5月3日と、マネのマクシミリアン皇帝の処刑について、 マネは主題の意味作用を抹殺したのだ。主題を抹殺すること、それを破…

交通安全週間

駐禁きられた。いまちょうど秋の交通安全週間だった。暗くて気づかなかったのだが、車を停めていた50Mくらい前に交通安全週間のテントが張ってあるのを、切符切られた後、車で立ち去ろうとしたときに発見した。そうだ9月のこの時期は交通安全週間だった。…

かたつむり

今日は風呂場にカタツムリがいた。この季節にかたつむりか。

こおろぎ

コオロギが風呂場にいるようで、姿は見えないのだが、反響する鳴き声を聞いてみると、一匹のコオロギでもかなりの大音響が耳にブンブン響く。

I was born,but...

『腰辨頑張れ』をみた。1931年松竹蒲田製作。小津安二郎の「生まれてはみたけれど」に出てくる子役達がここにも登場。さらに、大人の社会的な力関係が子供にはわからず、父親が友達の親に媚びる姿に子供が傷付くというモチーフも一緒で驚いた。「生まれ…

ツーショット

この光景ももう見納めか

反個性

芸術家の進歩は絶えざる自己犠牲、絶えざる個性没却である。T.S.エリオット

なるせ2

今日は成瀬巳喜男の「妻」をみた。上原謙は大好きだ。個人的に、男性で「綺麗」という言葉があてはまるのは、この人が一番ではないかと思う。成瀬映画での上原謙はまるで女優のように撮影されていてときどきはっとさせられる。だけど上原謙もどうしようもな…

cowardly attack

ニューオリンズが大変なことになってしまって、連日ニュースでその様子が映し出される。ブッシュ大統領が現地を自分の目で見たいと言って、大きなジャンボジェットをわざわざ低空飛行させて空から眺めたようだ。心配そうに窓から外をみやるブッシュの写真も…

なるせ

今年は成瀬巳喜男の生誕100周年だ。うっかりしてたら、フィルムセンターでの特集上映が始まっていて、遅ればせながら今日始めてみに行った。お國と五平。谷崎潤一郎原作。女主人とその奉公人が旅しながら互いの身分の違いを超えて惹かれあう展開で、溝口の近…