2007-01-01から1年間の記事一覧

天気の悪い昼間はゆっくりヴァージニア・ウルフのWAVEを読んだり、レコード聞いたりしてたのに 夜は図らずもザ・居酒屋的なところへ行ってしまいおいしくない酒と食事で腹を満たし、雨に打たれながらも帰りにグラッパを買って気を紛らわせた。そして今年も終…

10年来の女友達のアドバイス

玄人になれ、と。

視覚の無意識

彼の動きは怪我をしないようにと制限され、彼の毎日は聖書を飽きずに読んで、母親が彼のために決めた句を暗記するというサイクルだった。そして彼の唯一の解放、家族の楽しみは優雅な旅行だった。母親と父親は美しい馬車に乗り、ジョンは馭者台で、サルヴァ…

tokyo

sublation

止揚

the optical unconcious

視覚芸術は目から、完全に目から産まれる ―ジュール・ラフォルグ 「印象派」 そして、ジョン・ラスキンについてはどうだろうか。ブロンドの巻髪と、ブルーの飾り帯とそれに合わせた靴、それになにより従順な静かさとしっかりした眼差しをもったラスキン。お…

岡山

麻布十番で元バスケットボール選手の岡山を見た。生涯2度目。一度目は東京駅の前、2度目は麻布十番の商店街の入り口。携帯で話していたのがちらっと聞こえて、誰かと待ち合わせしてるっぽかったのだが、自分のいる場所を相手に教えている風だった。 これだけ…

南方へ

熊楠の思考の構造が垣間見られるような気にさせる十二支考の草稿。 それは無数の言葉が散りばめられたやや大きなサイズの一枚の紙、 その紙の上の言葉は互いに連結し、反響し合い、小さくて大きな宇宙が拡がっていくのを感じることができる。まるで粘菌のよ…

on the mountain

the fact is that what we say, what we write down, is ten times more foolish than what we think

スペインブーム

海老のアヒージョを作りカヴァと一緒に食べる。

2日続けて二子玉川へ。妊婦が多い。

1941年の4月5日、ナチスがユーゴスラヴィアに侵攻する前日、色とりどりの乗客が、セルビアの片田舎のとある道で、Krstić & Sonのバスに乗り込み首都のベオグラードへ向かう。ジプシーのミュージシャン2人、第一次世界大戦の退役軍人、ドイツ崇拝者、歌手の卵…

london’s burning

午後の罠

階段を降りる女性の足をいかに撮るか mayaderen

soigne ta droite

または名誉の負傷

sad vacation

中上健次とニューオリンズ的なブラスの葬送曲

late hot summer

台風接近中独特の蒸し暑さに耐えかね今年の夏もほとんど稼働させなかったエアコンで除湿でもしようかとリモコン見たら電池切れ そして単四

a hot summer night

舗道に仰向けになって死んでいると思われた蝉をつかまえて目黒川に放り投げてやろうと近づいて手を差し伸べたら羽をばたばたさせて仰向けのまま逃げられた。

hot summer #2

無印のレッドカレーはグリンカレーより数倍辛かった 今日の格言 hotter than July by Stevie Wonder

a long hot summer day

昼過ぎに友人と麻布十番で会いその後写真データを納品し京橋のフィルムセンターで溝口を見てギャラリーの換気をして竹橋の美術館にアンリ・カルチェ・ブレッソンを見に行ったらすでに閉館していて仕方ないので皇居を横目に神保町でレコードとCD買ってドゥル…

按摩と女

按摩さんの主観ショットで映画は終わる。目は見えないのに。

真実とは不可分であり、それゆえ認識不可能である。よって、それを認識するという議論は嘘にちがいない。

Alberto Caeiro

彼は、頭を使わず眼でのみ物を見る。花を見るときも、何かの考えを頭に浮かばせることはしない。石が彼に語りかけることも、何も彼には語りかけることはないということだけだ、、、このように石を見つめることは全く詩的でないと言われるかもしれない。カエ…

husbands

don't believe truth,don't believe truth

ファスビンダー

シナのルーレット 女の子のランボーの朗読に合わせて、戸外の風景のゆるやかなパンショット。まるでGさんみたいだった。カリーナも出てたし。

下書き

かつてあなたは資本主義社会と共産主義社会の違いをこう表現しました。映画監督として、資本主義社会と共産主義社会で働くのは、ジャングルと動物園の違いと同じだ、と。これは、私の意見では現在のポスト共産主義世界にもあてはまる問題だと思う。人々は困…

ブリアリ

ブリアリが死んだと。美しきセルジュではセルジュより美しかったし、いとこ同士のブリアリも伊達男っぷりが格好よかったな。

the optical unconscious

ヴァネッサは静かに座り、針かはさみかで何か不思議なことをしていた。私は興奮して自分勝手に、自分の事ばかり話していた。突然ドアが開き、リットン・ストラチーの長く、不気味な姿が戸口に立っていた。彼はヴァネッサの白い服についていた染みを指差し、…