古きものと新しきもの

エイゼンシュタインの「全線」を見た。ソ連社会主義プロパガンダ映画として撮られた跡も見られるのだが、全くの娯楽映画として楽しめた。牛の洪水。これほど牛のあふれる映画を見たのは初めてだった。また出てくる誰も彼もが強烈ないい顔をしていてああ、人間ってこんな顔だったよなって今更ながら再認識させられた。